桜紋の扉―自殺防止への取り組み、納骨堂「帰郷庵」へのご納骨、供養の意義などについてご紹介します。
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御本尊について



弘法大師と不ニ一体の生き仏様


世界にあまたの霊山ある中で、生き仏様を御本尊としてお祀りする霊山は、世界広しといえども、紀州高野山をおいて他にはありません。

高野山は、平安の昔より悩み苦しむ人々と共に生き続けておられる弘法大師様(お大師様)御入定(注1)の聖地であり、生き仏様の御霊光に満ちあふれる世界に二つとなき霊山と言えましょう。

そのお大師様より「入定せよ」との示現をいただかれ、平成二年四月十三日、御年七十一歳を以て御入定され、お大師様と不二一体の生き仏と成られたお方が、当山御本尊の普門法舟大菩薩様(ふもんほうしゅうだいぼさつさま)です。

高野山法徳寺は、弘法大師様(お大師様)と不二一体の生き仏と成られた普門法舟大菩薩様御入定の聖地であり、苦しむ人々の魂を救済する仏法の根本道場であります。


救世主を待望する時代状況


平安の世に彗星の如く現れ、仏法を根本として悩み苦しむ人々に救済の御手を差し伸べられたのが、お大師様です。

お大師様が出世された平安時代は、人心が乱れに乱れ、庶民は塗炭の苦しみをなめていましたが、残念ながら平成の世も、お大師様が出られた平安の時代状況と非常によく似ております。

家族関係は崩壊の一途をたどり、親子、夫婦、兄弟姉妹間での殺傷事件もめずらしくなく、親殺し、子殺しも当たり前という暗澹たる状況にあります。

また幼児虐待、児童誘拐殺害事件、通り魔による無差別殺傷事件など、常軌を逸した事件が相次ぎ、人心は乱れる一方であります。

学校でのいじめ、会社での人間関係の悪化、避けられぬ健康問題など、私たちを取り巻く様々な要因に起因する自殺者の増加も社会問題となっています。

他方で天変地異が地球規模で頻発し、大地震や津波によって多くの尊い人命が失われ、地球温暖化の影響と考えられる異常気象によって、農作物をはじめ、様々な分野への悪影響が懸念されています。

更に無差別テロや内戦によって大量の難民が流出し、まるで地獄絵さながらの修羅場が世界中で繰り広げられています。

まさに今の世は、平安時代の地球的規模での再現ではないかとさえ感じられる様相を呈していますが、それは裏返せば、乱れた人心をただし、苦しむ人々に救済の御手を差し伸べられたお大師様のようなお方が出られても何ら不思議ではない状況にあるという事です。


夢殿の秘仏御本尊


法舟菩薩様は、お大師様と不二一体の生き仏として、今も悩み苦しむ人々と共に生き続けておられますが、御入定七年前の昭和五十八年五月二十四日未明、突然激しい頭痛に見舞われ、滝のような汗を流す日々が何日も続きました。

床に就くようになってから三十七日目の六月二十九日未明、菩薩様は、霊夢にて、全身からほとばしる灼熱の汗を流しながら、升の中に凛とたたずむお地蔵様を御感得されましたが、升よりあふれた御汗が十方普く光り輝く光景は言葉に尽くし難く、神々しいばかりでした。

不思議にも、その霊夢をご覧になってから菩薩様のお体は快方に向かい、原因の分からぬまま床に就かれてから数えて四十九日目の七月十一日未明、ようやく床を離れる事が出来たのですが、この時、ご感得なさったお地蔵様(身代り升地蔵菩薩様)こそ、苦しむ人々を救済する為に代受苦行(注2

)をしておられる法舟菩薩様ご自身のお姿に他なりません。

こうして高野山法徳寺では、普門法舟大菩薩様を、弘法大師様と不二一体の生き仏と仰ぎ、菩薩様の代受苦行の御姿である身代り升地蔵菩薩様を、菩薩様御廟所「夢殿」の秘仏御本尊様としてお祀りしています。

合掌


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(花言葉 高貴、壮麗 )

 


(注1)御入定(ごにゅうじょう)とは、肉身なき後も、衆生救済の一念をこの世に留め、悩み苦しむ人々の救世主として生き続けること。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(注2)人々の苦しみを代って背負う難苦行。

 

 

 

 

 


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