人生かぞえ歌

聖歌「人生かぞえ歌」にも歌われているように、まず功徳の種を蒔かなければ、幸せの芽は出ません。人のために生きてこそ、花も咲けば実にもなるのです。いま幸せであってもなくても、人のお役に立たせていただくことによって、それが功徳の種となって、後の世までもわが身を照らしてくれるのです。

作詞 普門法舟 作曲 大西良空

1、一つはエー
  人と生まれて 世のために
  尽くす誠は己がため 己がため
2、二つはエー
  不足ごころが 起きたなら
  己が心の不足知れ 不足知れ
3、三つはエー
  未来の極楽 願うなら
  善根功徳を忘るなよ 忘るなよ
4、四つはエー
  欲は苦の因 悔の元
  欲でほろぼす身と心 身と心
5、五つはエー
  怒りねたみで 日を暮らしゃ
  やがていのちの時間切れ 時間切れ
6、六つはエー
  無病息災 願うなら
  心浄める法を聞け 法を聞け
7、七つはエー
  悩み苦しみ いただいて
  前世(まえ)に造りし罪業果たす 罪業果たす
8、八つはエー
  山程財宝を 積んだとて
  死出の難所はただ独り ただ独り
9、九つはエー
  弘法大師は 世を照らす
  照らす光は徳の種 徳の種
10、十はエー
  徳を残して 往く人は
  生きる身なくてもみな仏 みな仏
11、もう一つはエー
  苦労すりゃこそ 人となる
  苦労菩提の道しるべ 道しるべ
12、もう一つはエー
  無常さとりし 人ならば
  生きる身そのまま仏なり 仏なり
13、納めはエー
  南無や普門の大菩薩
  徳と仏法で 守り給う 守り給う