真心の水仙(はな)

聖歌「真心の水仙(はな)」は、人生のあらゆる苦難に見舞われながら、お大師様、菩薩様の大慈大悲のお導きによって真心(菩提心、慈悲心)を成就され、魂のふるさと「宗教成合の郷・高野山法徳寺」へ帰郷された御同行の尊い体験を下に、人として忘れてはならない真心の尊さと、お大師様、菩薩様を信じ切る事の大切さを歌った聖歌です。

作詞・作曲 大西良空

1、苦しみ悲しみ超えて み仏の待つ故郷へ
  溢れる涙をぬぐい 同行と帰らん
  救われし夫の面影 偲びつつ祈らん
  み仏に捧げたてまつる 真心の水仙(はな)
2、幾たびも苦難の峰を 越えて来たけれど
  あの道この山坂も 救いの御足跡
  今はただ両の手合わせ 拝み参らん
  み仏に捧げたてまつる 真心の水仙
3、年月の流れは遠く 去りゆくけれど
  頬を流れる涙 渇く間もなし
  耐えるより耐えてこそ知る 慈悲の深さよ
  み仏に捧げたてまつる 真心の水仙
4、人の世の闇路を照らす 法のみ仏に
  深き宿世の縁 いただくからは
  いつの日も誓いを胸に 真心を尽くさん
  み仏に捧げたてまつる 真心の水仙
  永遠に捧げたてまつる 真心の水仙