法話

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お念珠の話(2)

お念珠の制作に挑戦 毎日、お念珠を使っていますと、緒(ひも)も次第にほつれて、突然切れたり、切れそうになるので、それまでに緒を新しく取り替えなければなりません。 今までは、数珠屋さんや仏壇屋さんにお願いしていたのですが、 […]

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お念珠の話(1)

お念珠の起源 お医者さんには聴診器、弁護士には六法全書が必需品であるように、お念珠(お数珠)は我々僧侶にとって無くてはならない法具の一つであり、お念珠のお世話にならない日は一日もありません。 み仏を念じる時に使うから、お […]

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幸不幸を分けるもの

改めて日本人のアイデンティティ(日本人らしさ)とは何かを考えた時、その日本人らしさを最もよく教えてくれているのが、先にお話した「ポツンと一軒家」に住む人々ではないかと思います。大自然に囲まれ、大自然の恵みと日々の糧に感謝 […]

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何を当たり前と考えるか

東日本大震災の発生直後、東京電力管内では、福島第一原発の事故の影響もあって、計画停電が実施され、それによって、多くの人々が不便を強いられました。今まで10あった電力が半分の5になって、今までのように使えなくなれば、不便と […]

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感謝を忘れた便利で快適な生活

東日本大震災の時、読売新聞に、次のようなコラム記事が掲載されていました。 東日本巨大地震に沈む日本経済は復活できるのだろうか。原発事故は予断を許さず、計画停電などもあって、不安は募る。首都圏の店ではミネラルウオーターや即 […]

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当たり前の日常と当たり前でない日常

令和元年(2019)12月、中国の湖北省武漢市で発生した新型コロナウイルス感染症は、瞬く間に中国全土に広がり、中国から世界中へ広がってパンデミック(世界的大流行)状態に陥り、世界各国で大勢の感染者や死者が出る未曾有の惨事 […]

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大自然の生き方に学ぶ―「ポツンと一軒家」の人々

毎年春になると、桜の開花の時期をめぐって一喜一憂している人々を、よく見かけます。大勢の人に花見を楽しんでもらおうと「桜祭り」を企画したり、花見客を当てにして商売をしている人々にとっては、開花の時期がいつになるかは切実な問 […]

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日本文化の底流にある無常の教え

日本文化の底流にある「もったいない」精神は、私たちの日常生活の隅々にまで行き渡っています。例えば、着なくなった古い着物を仕立て直して服を作ったり、短くなった鉛筆を鉛筆サックに挿して最後まで使ったりするのは、まさに「もった […]

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世界に誇るべき「もったいない」精神

2004年に、アフリカ系女性で初めてノーベル平和賞を受賞されたのが、ケニヤ共和国の環境副大臣をしておられたワンガリ・マータイさんと云うお方です。残念ながら、2011年、癌に侵されて、ケニヤの首都ナイロビの病院で亡くなられ […]

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大自然の摂理に帰れ

「少欲知足」の実践の大切さ 大自然の摂理に従って無駄を無くし、贅沢を離れ、足りる心を知る事が大切なのは、何も破綻した財政を立て直す為だけではありません。「少欲知足」の実践は、私達自身の健康管理にとって欠かせない最も身近な […]

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